こんにちは!こんばんは!みみかきです。
投資の出口戦略は考えていますか。
出口戦略の方法として「定率売却」「定額売却」があります。
しかし、実際に資産を売却する時の管理を自分でやらなければならないので間違った売却方法になっていないか不安になりませんか?
そこで今回はとても便利な「楽天証券の定期売却サービス」を紹介します。
楽天証券の投信定期売却サービスとは?
このサービスで何ができるかと言うと…
- 自動で投資信託を定期的に売却してくれる
- 売却方法は「定額」「定率」「期間指定」を選べる
- 売却中の資産残高をシミュレーションできる
定期売却サービスがなければ、自分で売却注文を都度しなければなりませんが、定期売却サービスなら会社勤めの給料と同じ感覚で取り崩すことができます。
機械的に売却するので感情が入らなくて余計な取り崩しとかなくなって計画的になります!
楽天証券の口座を持っているだけでこのサービスを受けることができますから、お持ちの方は一度触ってみてください。
投信定期売却サービスの使い方
まず、定期売却サービスへの入り方です。
手順:「楽天証券ログイン」→「投資信託」→「定期売却」
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次に、売却する投資信託を選びます。「設定」を押してください。
現在積立設定中の場合は、定期売却設定の対象外です。
すると次の画面が出てきます。
売却方式は「定率」「定額」「期間指定」から選ぶことができます。
- 定率:資産額から一定の割合で切り崩しを行います。
今後の運用状況によって、切り崩し額が増減します。
- 定額:資産額から一定の金額を切り崩します。
今後の運用状況に関わらず、切り崩し額は変わりません。
- 期間指定:現在から指定した年月から月数(売却回数)を算出して、保有口数を均等に売却する方式です。
今後の運用状況によって、切り崩し額が増減し、指定期間を過ぎると売却を停止します。
資産運用の出口戦略についての記事を書いていますので、興味があればご覧ください。
投信定期売却サービスをやってみた。
今回は「定率」の4%ルールに従って売却設定してみました。
まだ資産形成中なので売却設定まで、売却はしていません。
- 設定値:1か月の取り崩し率を入力します。
年4%ならば12か月で割った値の0.333…%ですが、0.1%単位なので切り下げて「0.3%」としました。
- 受取日:給料日と同じ25日にしてみました。
そのまま、売却設定してもいいのですが、まずシミュレーションしてみましょう。
「シミュレーション結果を表示」を押すと、結果が表示されます。
運用利率は-20%~+20%まで設定できます。
受取金額は小窓で表示で確認できるので、運用利率の変化でどのような受取金額が変化するのか確認しておきましょう。
ちなみに、S&P500の50年平均リターンは約8%ですが、実運用ではシミュレーションのようにならないため、シミュレーションするときの運用利率は低めで見込んでおくと安心です。
いくつかの投資信託の設定を終えてみると、投資信託毎の合計として、毎月の受取予定額が表示されます。
まとめ
楽天証券の定期売却サービスについて説明しました。
資産形成終了後に取り崩しして生活するなら、ぜひ利用しておきたいサービスです。
感情を取り除いた機械的な取り崩しは計画的にできます。
感情を入れてしまうと、今月足りないから少し多く取り崩すなど行き過ぎた行動は資産を早く減らすことになりますから、もし足りないなら労働をして補填するか、まだ計画が足りないので見直すことが必要です。