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株式投資の三原則とは?

こんにちは!こんばんは!みみかきです。

今回のテーマは「株式投資の三原則」です。

今みなさんはどのように投資に対して向き合っていますか。

なんとなく買ったり、なんとなく売ったりしていませんか。

投資で確実に勝つ方法は存在しませんが、負けにくい方法なら存在します。

それが投資の三原則です。

投資では勝つより負けないことが大切で、勝つことばかり意識していると、負ける時には大きく負けてしまい、今まで積み上げてきた利益を大きく吹き飛ばしてしまいます。

投資の三原則を身につけて、負けにくい投資をしていきましょう。

投資の三原則とは?

早速ですが、負けにくい投資の三原則を紹介します。

  • 長期
  • 積立
  • 分散

この3つを徹底することで、負けにくい投資に自然となります。

やることはとてもかんたんで、誰でもできますし、投資上級者でも実践していることなので習得しましょう。

三原則その1「長期」

長期とはその名の通り、一度持った株は売らずに長い期間保有し続けることを言います。

S&P500に一括投資した場合、理論的に何年保有すれば元本割れリスクがなくなるのかをシミュレーションしてみました。

ちょうどS&P500のリスクリターンが算出されていたので、引用させていただきました。

S&P500にさらなる高みはある?長期積立投資の意義を検証
  • リターン:9.6%
  • リスク:14.5%
  • 運用期間:40年
  • 投資額:100万円(一括投資)

すると、9年目で元本割れリスクは理論上無くなる結果となりました。

短期では元本100万円を切る可能性が出ていますが、長期になれば、なるほど元本割れせずにプラスになります。

グラフには載せきれませんでしたが、40年後には約3,700万円にまでなりました。

もちろんこのリスクリターンがずーっと同じではなく、変化するため、あくまでシミュレーションですが、長期で運用する大切さがわかると思います。

三原則その2「積立」

積立とは、ドルコスト平均法とも言われ、毎月決まった日に一定金額購入し、長い間購入し続ける投資手法のことです。

相場は波のように上がったり下がったりします。

時には機嫌を悪くしたのか、大きく下がる場面も起きます。

いくら今まで上昇する銘柄だったとしても、購入するタイミングを間違ってしまうと、大きく損を出してしまうかもしれません。

そこで積立投資が効果を発揮します。

購入するタイミングを問わず、相場が下がった時も、上がった時も少しずつ購入していきます。

上昇した時には購入株数は少ないですが、下がった時には多く買うことが出来るため、長期的な株価変動を軽減する効果があります。

実際にS&P500を開始時100として指数化のち、シミュレーションしてみました。

定量積立と比較すると、株価が下がったところで購入口数を多く買うことができており、平均取得単価も低く抑えられています。

積立条件

  • ドルコスト平均法:毎月10,000円
  • 定量積立:毎月100口
積立1回毎の購入口数

現在どこの証券会社も自分で都度購入する必要がなく、一度設定するだけでほったらかしで投資できるので、本当に楽ちんです。

みみかき
みみかき

正直、投資している感覚がほぼありません…。

三原則その3「分散」

最後に分散です。

分散とは、いろんな株の銘柄や債券、金、不動産、外貨など様々な性質が異なるものに投資することを言います。

一点集中で投資をしていたら、その値動きだけで資産が決まってしまい、何か不祥事など問題が発生した時に、資産が無くなってしまいます。

しかし、分散していることで、株がやられたとしても、債券や金などは逆に上昇する場合もあり、資産を守ることができます。

例えば、10銘柄に分散投資した場合には、1つの銘柄が半分になっても全体の資産は5%しか減りません。

分散は負けない投資としては、最も重要な要素です。

ただ、分散投資のデメリットとして、株価上昇の恩恵も小さくなってしまいます。

1つの銘柄が株価2倍になっても、資産全体は10%だけです。

分散次第では全く効果がない場合もありますので、分散先については、十分注意しなければなりません。

インデックス投資信託に積立投資をしよう!

インデックスの積立投資には、これまで説明した投資の三原則が全て詰まっています。

長期:長期的には上昇している。

積立:積立設定しやすい環境がそろっている。

分散:1つの投資信託でたくさんの銘柄を買える。

インデックスは長期的に見れば、上昇しています。

S&P500
日経平均

S&P500のチャートを見てみると、短期的には、大きく下落する場面があっても、長期的には上昇してきました。

経済成長する国の代表的な株価指数に投資すれば、基本的には右肩上がりで株価も上昇します。

インデックスは複数の銘柄が少しずつ入っているため、1つのインデックス投資信託を買うだけで大きな分散効果があります。

人気のオールカントリー(通称オルカン)は全世界の約2,800社に投資されています。

1つくらい会社が無くなっても、資産に与えるダメージはほとんどありません。

インデックスの投資信託に積立投資さえしていれば、誰でも簡単に投資の三原則をすることができます。

まとめ

投資の三原則を解説してきましたが、一言で言うとインデックス投資を長期で保有するだけで、負けにくい投資は完成できてしまいます。

誰でもできるかんたんなことばかりですので、しっかりと習得して、資産形成を目指しましょう。

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