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新NISAの出口戦略|株の売り方

こんにちは!こんばんは!みみかきです。

今回のテーマは「新NISAの出口戦略」です。

ここで言う出口戦略とは、資産形成を終えた後の使い方のことです。

資産形成を終えたら、あとは使うだけですよね。

しかし、資産形成終了後のことを考えている人は少ないと思います。

そこで新NISAに例えて出口戦略を解説していきます。

そもそも新NISAとは

新NISAとは、最大1,800万円の非課税投資枠を期間制限なく使えるものです。

金融庁のHPから画像を借りてきました。

新NISA概要

出典:金融庁

今までは「NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」と投資目的によって、3つの非課税投資枠に分かれていましたが、すべて新NISAに統一されました。

従来の投資枠は使い切りでしたが、新NISAでは枠が復活するのが良いポイントです。

資産の正しい使い方

正しい使い方の結論を先に言いますと

2つの投資枠(つみたて、成長)を目的に合わせて使い方を分けます。

投資枠目的使い方
つみたて投資枠老後資金定率売却法
成長投資枠ライフイベント資金必要な分だけ売却する

目的にあった投資にしておきましょう。

つみたて投資枠の出口戦略

当ブログでは定率売却を推奨しています。

売却方法は他に定額売却という、運用状況に関わらず一定の金額を売却する方法です。

定率売却について、もう少し具体的に言うと、4%ルールという考え方です。

毎年4%ずつ資産を売却することで、資産は減るどころか増えてしまう場合もあります。

この方法は長い間安定した収入源になるだけでなく、資産を守ることもできます。

4%ルールは「FIRE」経済的自立の早期リタイアによく使われる言葉ですが、出口戦略にももちろん有効です。

そこで定率売却をした場合に資産がどのような変化をするのか次の条件でシミュレーションしてみました。

資産2,000万円
売却年初に資産4%売却
資産対象S&P500
期間50年(1975年~2024年)

資産は減るどころか、むしろ増え続けています。

成長投資枠の出口戦略

成長投資枠は、必要な時に必要な分だけ売却します。

今後の人生では様々なイベントがありますよね。

子供出産、自宅購入、自宅リフォーム、車の購入、大学の学費などなど

みみかき
みみかき

これからお金がかかることばっかり…

ライフイベントに必要な資金をすべて貯金では難しいと思いますので、少しでも増やしたお金を使うのは目的を持った正しい投資かつ売却になります。

売却しても投資枠は復活するので、また次のライフイベントに向けて投資を続けられるのが新NISAの良いところですね。

また、ライフイベントが概ね終わったら、成長投資枠の目的を老後資産にシフトしても良いと思います。

概ねライフイベントで掛かる費用はこんな感じです。

ライフイベント概算予算
子供出産30万円
出産一時金50万円引後
自宅購入頭金300万円
自宅リフォーム300万円(戸建て)
自家用車200万円/10年
大学学費500万円(4年間)

自分に合ったシミュレーションはFP(ファイナンシャルプランナー)に相談すると作成してくれます。

みみかき
みみかき

一応、AFP資格は持っています。新米ですが笑

基本的にはFP相談は有料ですが、無料相談もあります。

無料の場合は、生命保険や貯蓄保険などを提案、勧めてくることがあります。

まとめ

新NISAの出口戦略について解説しました。

  • つみたて投資枠は老後資産として、4%ルールで売却する。
  • 成長投資枠はライフイベントに合わせて、必要な分だけ売却する。
  • ライフイベントが終わったら、老後の資産形成に向けて積立を続け、4%ルールで売却する

出口戦略の参考になれば幸いです。

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